投資信託を買うってどういう事?
投資信託を買うって個別株を買うのとどう違うんですか?
個別株は例えばトヨタなどを買う感じです。
自身で買いたい銘柄について調べたりと手間はかかります。
それに対して投資信託はさまざまな銘柄をパック売りしたものを買うという形になります。
何をパック売りするかは買う投資信託によって変わってきます。
日経225を買うということは
それでは日経225を対象にしたインデックス投資信託を例に出します。
この投資信託を買う事でこちらの図のように分散して株を買うことが出来ます。
メリット
個別株と比較すると銘柄が分散されている点が大きいです。
分散されているということは大きく損失を出しづらいという事になります。
個別株だとその銘柄が不祥事などの悪材料が出てしまった場合大きな損失を抱える可能性が高くなります。
投資信託の場合は色々な銘柄に分散されているので1銘柄が不祥事などの悪材料が出ても大きな損失にはなりません。
保有比率にもよりますが仮にその銘柄が3%組み入れられていたとします。
その銘柄が仮に50%下落したとしても投資信託全体としてみるとダメージは低いです。
仮に100万円投資していたとしたら1銘柄だと50万円の損失です。
3%組み込んでいた場合の投資信託の場合は
100万円の3%なので3万円投資している事になります。
3万円の50%の損失なので1.5万円の損失になります。
1.5%の損失になりますね。
このように分散している為1銘柄の損失に対するダメージは小さくなります。
デメリット
投資信託のデメリットとしては大きく分けて3つ有ります。
①財務優良では無い銘柄が混じっている。
②コストがかかる。
③大きく儲からない。
①財務優良では無い銘柄が混じっている。
まずは財務が優良では無い銘柄が混じっている可能性が有ります。
インデックス投資などはその傾向が強い傾向になります。
例えば全世界株式インデックスなどは全世界の銘柄に投資しています。
その為、実は投資に不適格な銘柄も含まれています。
しかし、これはデメリットでも有りますが大きく利益をあげられる可能性も有ります。
これら優良では無い銘柄が業績の回復などで株価が上昇する可能性が高いからです。
しかし、これら銘柄を単体で持つことはリスクが高いため自動で分散されている投資信託などはいいと思います。
②コストがかかる。
次にコストがかかる点です。
投資信託は、プロが銘柄を買ったり管理てくれています。
その為当然コストがかかってきます。
代表的なコストは信託報酬になります。
信託報酬は投資信託を保有している期間ずっとかかってくるコストです。
しかし、近年の優良なインデックス投資信託はコストも格安な水準になってきているのでそこまで気にする必要は無いです。
③大きく儲からない。
最後に大きくは儲からない点です。
これはメリットのところで挙げている反対の面になります。
1銘柄あたりのダメージが少ないと言うことは反対に得られる利益も少ないと言う点です。
仮にTOBなどが発表されて爆上がりしても得られるリターンはその株を個別株で買ってる場合と比較すると小さいです。
初心者にお勧めの投資法
メリットデメリットを書きましたが投資信託は初心者の人におすすめです。
いきなり個別株のテクニカル分析やファンダメンタル分析をしようとしても意味が分からないと思います。
様々な銘柄に分散投資している為個別株はよく分からないですが株式投資をしてみたいと言う方におすすめです。
投資信託の中でもおすすめの投資法はインデックス積立投資です。