こんな人にインデックス積立はおすすめ
①時間がない人
②一攫千金は狙わない人
③平均的なリターンでいい人
④個別株で疲れた人
⑤小額から投資をしたい人
⑥分散投資をしたい人
お勧めする理由
①時間がない人
時間がないけど投資をしたいという人にはインデックス積立投資はお勧めです。
具体的には投資の勉強をしたくないや投資にかかる時間を最小限にしたい場合の人ですね。
個別株の場合はその会社の決算が発表されるとそれら決算や有価証券報告書などを確認するため膨大な時間が必要になります。
たまに状況を確認して投資する投資信託の変更等が必要な場合は変更するなどで可能です。
②一攫千金は狙わない人
一攫千金は狙わない人にもお勧めです。
一気に大金持ちになる事は出来ませんが数十年先に小金持ちになる事は可能性は高いです。
③平均的なリターンでいい人
平均的なリターンでいい人にもお勧めです。
平均的なリターンとは株式の資産クラスではおよそ年間5%程の成長が当てはまります。
又当然時期によっては暴落等も有りますので確実に5%増えるわけでは無いのが注意点です。
平均的なリターンで良いという事はリスクも抑えることが出来ます。
平均的な投資となるので相対的にリスクは低くなりますね。
④個別株で疲れた人
個別株投資をやっていて中々思うように利益を出せない人も多いかと思います。
そのような個別株投資に疲れた方にもインデックス積立投資はお勧めです。
又個別株で何を買えば良いのか分からない人にもお勧めです。
個別株は数も多くどれに投資すれば良いか分かりません。
でもぼったくりの投資信託もあるしという方もいると思いますが、全く分からない人の場合は積立NISAの対象投資信託の中から選んでも良いかなと思います。
積立NISAの場合基本的にこのようなぼったり投資信託は存在しないので失敗はしづらいです。
又、インデックス積立投資の場合、選択する投資信託というのはある程度勉強をすれば投資する投資信託は決まってきます。
その勉強すら面倒くさいとかであればeMAXIS Slimシリーズの投資信託から選択すると失敗はしづらいと思います。
⑤小額から投資をしたい人
小額から投資をしたい人にもインデックス積立投資はお勧めです。
個別株をする場合通常単元株を買う場合は銘柄にもよりますが数万円は必要になってきます。
現在は単元未満株取引も出来る為、必要資金は数千円からでも可能です。
積立投資ですので基本的には期間を決めて継続的に積み立てしていく事になります。
毎月100円づつ積立投資をしたい場合は100円毎月節約することで可能になります。
この点が小額から投資をしたいという需要に最適です。
毎月まだ余裕があるよという方は積立感覚を短くする(毎週や毎日など)や毎月の積立額を増額するなど行っても良いかと思います。
※積立に関わらず買いたいタイミングで買うという方法も有ります。
⑥分散投資をしたい人
分散投資をしたい人にもインデックス積立投資はお勧めです。
1銘柄100株(単元株)で10万円の銘柄を10銘柄購入すると100万円の資金が必要になります。
単元未満株で1株ずつの場合1万円必要になりますね。
しかし投資信託の場合は100円から分散投資をする事が可能です。
しかも分散数は全世界株に連動する投資信託を購入した場合100円で約8,000銘柄全世界の小中大型株に分散投資する事が可能です。
VTの解説漫画より引用(詳細解説はリンクより見れます。)※VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)の場合
単元未満株でも小額から分散投資をする事は可能ですが投資信託の場合は圧巻の分散数ですね。
インデックス積立投資を行う事で、銘柄数の分散、時間の分散などを行える事で王道の資産形成を手軽に手間なく行える事がインデックス積立投資の最大のメリットになります。
インデックス積立投資とは?
インデックス積立投資とは指数に連動する事を目標にした投資信託の事です。
日本人に有名な指数は日経平均株価ですね。
日経平均株価とは日経新聞社が東証プライム市場の中から選定した225の銘柄の平均株価の事です。
平均株価となっていますが構成銘柄の平均という訳では無いので注意が必要です。
日経平均株価の動きを真似しようと個別株で行うと莫大な資金が必要になります。
又、組入の比重等も違う為単純に225の銘柄全てを100株ずつ買えば良いという訳では無い為管理・資金面で真似をする事は困難です。
そこで活躍するのがインデックス投資信託です。
まず、投資信託の簡単な説明です。
投資信託とは投資家から集めたお金で運用の専門家が株式・債券などを購入し、運用する投資スタイルの事です。
つまりインデックスの投資信託は投資家からお金を集めて専門家が対象の指数に連動するよう運用する投資信託です。
例えば日経平均価を目標にするなら日経平均株価の構成銘柄などを購入し、連動を目標にします。
この目標とする指数のことをベンチマークと言います。
例としてeMAXIS Slim国内株式(日経平均)をみてみましょう。
この投資信託は日経平均株価に連動することを目標にしたインデックス投資信託です。
この投資信託の構成銘柄上位10位は下記のようになります。
銘柄名 | 組入比率 |
ファーストリテイリング | 8.60% |
東京エレクトロン | 7.10% |
ソフトバンクグループ | 3.90% |
ダイキン工業 | 3.10% |
ファナック | 2.90% |
KDDI | 2.80% |
アドバンテスト | 2.50% |
信越化学工業 | 2.50% |
リクルートホールディングス | 2.20% |
テルモ | 2.10% |
その他 | 62.30% |
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)を購入した場合上記の銘柄に投資しているのと同意義ですので、日経平均株価を買っているという事になります。
これだけでは分かりづらいと思うので例を出します。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)に今月1万円投資したとします。
ファーストリテイリングに860円
東京エレクトロンに710円
ソフトバンクグループに390円
残りに8,040円投資
これを100円から投資出来るので素晴らしい投資環境と言えますね。
インデックス積立投資のデメリット
インデックス投資信託について学んだ所でデメリットも紹介したいと思います。
コストがかかる点
まずは①コストがかかる点です。
大きな物に信託報酬というコストがかかります。
これは投資信託はお金を集めて専門家が運用しているのでその専門家に対する費用です。
えっ、ここまでしてくれるんだからさぞかし高いんだろうな・・・
まりりんさんのように考える人は多いと思いますがインデックス投資信託の多くはコストは格安です。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)を例にすると年間約0.154%の費用が掛かります。
1万円あたり15.4円です。
1日に換算すると0.042円です。
昔はコストも高かったですが最近は企業努力により格安になってきました。
良い時代に生まれましたね。
但し、インデックス投資信託の中には高コストのファンドもあります。
又、アクティブファンドや窓口で販売されている投資信託の中には超高コストの投資信託も多いので投資する前には信託報酬は確認する事が良いです。
つまらない点
次に考えられるデメリットは②つまらない点です。
個別株のように企業分析をする事も少ないのでただ入金していくだけです。
しかし、良い投資という物は暇な物です。
気にせず、インデックス積立投資を行うのが良いかと思います。
インデックス積立投資におすすめの証券口座
ここでインデックス積立投資におすすめの証券口座を紹介したいと思います。
各社様々なサービス、特典が有り悩むと思うので1つだけ紹介したいと思います。
私がインデックス積立投資にお勧めする証券口座は松井証券です。
松井証券は投資工房というロボットアドバイザーが有ります。
この投資工房が優秀すぎるので初心者の方にお勧めする証券口座です。
是非良ければ下記リンクより口座開設頂けると有難いです。