
信用買いとは
信用買いとは証券会社に一定以上の担保を預けて、担保の約3.3倍の取引を行える取引方法です。
約3.3倍の取引を行えると言うことはレバレッジを掛けて取引できるという事です。
メリット・デメリット
現物買いよりも多くの資金を使える為、利益を出せているのであればその分早く資産を増やすことが出来ます。
又、お金を借りている状態の為、相当の金利を払う必要が出てきます。
その為、信用買いをする場合は金利以上の利益を出せることがやってみる目安になります。
クロス取引
信用買いは他にも税金を節税したい場合の節税クロスという手法にも使用されます。
節税クロス自体はグレーゾーンに近い手法ですが税金を安く抑えることが出来るので節税クロス目的で行うのも有りです。
配当について
信用買いでの配当金は配当落ち調整金という形で入金されます。
配当落ち調整金が発生するタイミングは配当支払い時ではなく、配当の権利確定日を跨いだかが関係してきます。
入金額としては配当金額から15%の源泉徴収税額相当分を控除した後の金額になります。
また、配当落調整金は、税法上配当所得には区分されないので注意が必要です。
株主優待について
次に気になるのが株主優待についてです。
株式投資をしている方の中には株主優待が楽しみで投資をしている人も多いと思います。
結果としては信用買いでは株主優待は貰えません。
何故かというと信用買いでは株主にならない為です。
これは信用買いでの失敗例の一つかなと思います。
現引について
信用買いした株を現物にしたい時が有ると思います。
株主優待が欲しい。
コストを払いたくない。
などの時ですね。
その様な時は現引きという取引を行います。
現引きとは信用買いの株を現金を払って現物買いにすることです。
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