信用取引と聞くと初心者の方は信用取引って何?
借金とかする可能性があるの?と思うかと思います。
信用取引は上手く使うと大きく利益を出せる反面失敗すると大きな損失を出すリスクが有ります。
この記事では信用取引とはどの様な取引なのか?
信用取引に向いている人などを漫画で分かりやすく解説しています。
信用取引とは
信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。最大預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができます。
引用元:楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/special/beginner/margin01.html)
信用買い
信用取引最大のメリットは最大預けた担保の評価額の約3.3倍までの取引が出来る点です。
いわゆるレバレッジ取引となります。
証券会社からお金を借りて株を買うと考えて下さい。
自己資金以上の取引が出来る為、大きく利益を出せる可能性がある反面失敗すると大きな損失を出すリスクが有る取引になります。
空売り
信用取引には信用買い以外にも空売りという取引が有ります。
空売りは現物取引では出来ない為、信用取引のメリットになります。
空売りとは株を借りて売りから入る取引方法になります。
通常現物買いのみだと上昇局面でしか利益を狙えませんが空売りの場合は下落局面でも利益を出すことが可能です。
空売りはそれ以外にも活用方法は有りますので株式投資に慣れてきたら勉強してみて下さい。
信用取引でマイナスが続いたら
信用取引には信用買いや空売りが有るという事が分かりました。
それでは信用取引でマイナスが続いた場合はどの様になるのでしょうか?
それは追証という出来事が発生します。
信用取引は借金して株を買っているような感じですのでマイナスが続くと借金を返せなくなる可能性が発生します。
その為追加の資金投入が必要になります。
信用取引に向いている人
それでは信用取引に向いている人はどの様な人なのでしょうか?
1番は現物取引で利益を出し続けている人です。
利益を出せる人はレバレッジの効果が大きく資産拡大が見込めます。
反対に利益を出せていない人は大きく減らしてしまいます。
信用取引のコスト
信用取引には現物取引と比べて売買手数料以外にも様々な取引が発生します。
コストに関しては信用金利や貸株料、逆日歩などのコストが発生します。
信用全力2階建て
信用取引を極めてくると信用全力2階建てという取引手法が有ります。
これはかなりリスクが高い取引手法になりますが多くの初心者はやりがちだと思うので一度確認してみると良いかと思います。
資金が少ないという人に陥りがちですね。
信用取引についてよくある質問
Q.信用取引はクーリング・オフ出来ないの?
A.結論から言うとクーリング・オフは出来ません。
Q&A
あとはお金借りてでも株を買いますか?
貸株料は約定金額×貸株料率×日数/365かかります。
ちなみに現物取引も対象では有りません。
短期間で回転売買をするなら差金取引にならない信用取引で行うのが良いです。
漫画の原稿
①ま「信用取引ってどんな取引ですか?
②あ「一定の保証金を担保として証券会社に預けます。
③あ「空売りに必要な株式や買付時に必要な資金を証券会社から借りることが出来ます。
④あ「自己資金以上での取引が出来る事がメリットでもありデメリットにもなりますね。