投資を始めたばかりの初心者の方は株を追加で買うと平均取得単価が変化するという謎に遭遇することがあるかと思います。
今回はそんな謎に焦点を当てて解説記事を書いていきます。
目次
平均取得単価とは
平均取得単価とは今保有している株式の平均価格的な感じで理解するといいかと思います。
【漫画解説】平均取得単価って何ですか?
平均取得単価とは 株式取引において、買付時の受け渡し代金を取得株数で割り算した1株当たりの平均の取得単価のこと。受け渡し代金には買付手数料(消費税込)が含まれる。…
株を買うと平均取得単価は変わる
株を買ったり売ったりした場合もこの平均取得単価が反映されます。
保有数、単価が変わるためですね。
漫画のこのシーンの通りで
100円/100株に200円/100株を追加すると150円/200株になります。
よく誤解しがちなのが200円で買ったつもりが150円で買えてるラッキーとは思わないことです。
平均化されただけで損益は変わらないです。
50円ラッキーしたと同時に元々の分は50円損したことになるので結果は変わらないです。
平均取得単価を変えずに個別で保有したい
中にはデイトレなどをしてて平均化してしまうといくらで買ったかなどが分からなくなり管理が大変というパターンがあるかと思います。
又100円で買ったものだけ利確したいなどもあるかと思います。
そのような場合は信用取引を活用すると良いです。
信用取引を活用すると管理が
100円/100株、200円/100株のように平均化されずに管理することが出来ます。
買い→売り→買いの場合
タイトルのように買い→売り→買いの場合も平均化されます。
これは税制上そうなるためです。
【漫画解説】売買すると平均取得単価は変わる?
平均取得単価とは 平均取得単価とは今保有している株式の平均価格的な感じで理解するといいかと思います。 買い→売り→買いの場合 買い→売り→買いの場合は一見すると平均化…