投信初心者の方は米国株等の海外株を保有すると、為替リスクが怖いと言うことがあるかと思います。
そのため、為替リスクが怖いから国内のみに投資しようと思ったとします。
今回はこのような円建資産しか持たない場合の恐怖について、着目して記事を書いてみました。
円建てしか持たない
円建て資産しか持たないと言うのは、私的には不利な選択になる可能性が高いかと思います。
円安になった場合
円安になった場合、ドルなどの外国為替を保有しているとプラスになります。
円建てしか持っていない場合、この利益を得ることができません。
この点に関しては、為替リスクを取りたくないと言う観点から仕方がないことだと思います。
しかし円安になると言う事は、輸入商品の価格が上がると言うことになります。
生活の中で輸入商品に頼らないと言うのはなかなか難しいかと思います。
国内製品だけだとしても、その部品に輸入商品などが使われていると、間接的に価格上昇のリスクを伴います。
例えば、iPhone等では価格が上昇しているかと思います。
これも円安の影響が大きいです。
円高になった場合
円高になった場合は、ドル建て資産等の外国為替を保有していると損をします。
この点が怖いので、円建て資産しか持たないと言うことが多いかと思います。
ヘッジ目的で持つ
ヘッジ目的で保有していると円安になった場合、その利益で価格上昇をカバーすることができます。
円高になった場合は輸入商品が安くなるため、物の値段が安くなる可能性があります。
ドル建て資産を持っていることでどちらに転んでも大きな痛手になる事は無いかと思います。
そのため私的には資産の1部が円安円高、どちらになってもいいように、資産の1部を外国為替などの資産で運用することも良いのかなと思っております