【漫画】配当投資のポイント
①
ま「配当金狙いで株を買いたいのですがどのような点を見ればいいですか?
②
あ「配当の源泉となる売上・利益は成長しているか、成長しないと配当出せないですからね。
あ「配当性向は高くないか、80%を超えてくるといずれ減配する可能性がありますからね。
③
あ「増配しているか、毎年増配しているのはいいですね。減配してたり安定してなければやめた方がいいです。
④
あ「フリーCFは潤滑か、現金がないと笑最低限見た方がいいのはこんな感じですね。
【漫画】配当の安定度


①コマ
ま「あかっとさん、配当金投資をしたいのですが何処に気をつければいいですか?」
②コマ
あ「配当金目的ならまずは減配などをしないような会社が良いですね。」
③コマ
あ「過去の配当金の履歴を見て安定しているか見れば良いですよ。」
④コマ
あ「他には業績が伸びているかや配当性向が高く無いか見れば良いです。」
【漫画】配当性向
配当性向
①
ま「配当性向って何ですか?
②
あ「簡単に言うと利益から何%配当に出してるかですね
③
あ「月10万円の給料(利益)からお小遣い(配当)を20万出してたら配当性向200%で健全ではないですね
④
あ「利益➗配当で計算できます
【漫画】配当性向について(2)

高配当株の中には配当性向が100%を超えていたり90%とか80%とか高い水準にある銘柄もあるので注意が必要です。
配当性向って何になるんですか?
まずは配当金の原資はその会社が稼いだ利益になりますよね?
そうですよね。
利益が無いと配当金も出せませんね。
配当性向とはEPS(1株当たりの当期純利益)÷1株当たりの配当金で表されます。
つまり配当性向が100%を超えている銘柄は今年度の利益以上の金額を配当金として出しているという事です。
えっ、今年度の利益以上の金額を配当金で出しているってどういう事ですか?
過去の利益の積み重ね金(利益余剰金)などから出しています。
中には借金をして配当金を出している場合もあるので注意が必要です。
ふむふむ、他には何か注意することはありますか?
100%を超えている銘柄は他にもTOB対策で出しているパターンや創立何周年記念など一時的な配当金で配当性向が高いパターンがあるので注意が必要です。
このようなパターンでは次年度は通常の配当金に戻る確率が高いので注意が必要です。
ここでは配当性向100%以上の銘柄の注意点を書きました。
配当金ランキング上位の銘柄は配当性向100%超えの銘柄が多いので安易に判断すると危険です。
スクリーニングする際はEPS(1株当たり当期純利益)も同様に見ながらスクリーニングを行うのが良いです。
記念増配かどうかを確認するためには会社のIRを確認したり四季報で確認すると良いです。
記念配当に似た中には特別配当があります。
特別配当は資産の売却などを行い一時的に出た利益などを配当に回している場合があります。
こちらも記念配当同様毎年は続かないので注意が必要です。
記念配当や特別配当を簡単に見分けるコツとしては急に増配している場合などは注意してください。
配当性向が100%を超えていない銘柄を選ぶのが良いんですね。
配当性向80%以上を超えている銘柄にも注意が必要ですよ。
何で80%以上あると危険なんですか?
配当性向が80%以上あるという事は、利益の80%以上を配当金として出しているという事です。
そうなりますよね。
80%以上出しているという事は投資している会社には利益があまり残らないという事です。
投資会社の成長が伸びづらくなる点や高すぎる配当性向の為、減配する可能性があります。
減配されると配当利回りが低くなって投資する価値が少なくなりますね。
高配当ランキングに並ぶ銘柄にはこのような会社が多いです。
配当金ランキングだけで銘柄を選ぶのは危険ですので配当性向も同時にチェックして見てください。
売上、利益成長も同時に取るためには企業の成長も重要です。
配当利回りだけで投資するのは辞めましょう!!
【漫画】配当性向を見よう!高配当の注意点
①
ま「この会社すごい高配当です。すごいです。
あ「ふふふ、配当性向も見ましょうね。EPS➗配当で出せます。
②
あ「給料をEPS、お小遣いを配当とします。
③
あ「①お小遣い3万円
②お小遣い12万円
③お小遣い35万円
④
あ「③のように無理してお小遣いを得てる会社もあるので注意です。
ま「①とか②の会社が今後を考えると良さそうですね。
【漫画】1株でも配当もらえる?


【漫画】高配当株投資(分散)
高配当株はどれぐらい分散すればいいか?
高配当株投資をしている方はどれぐらい高配当株を分散すれば良いのか悩んでる人も多いと思います。
解説ではその疑問にフォーカスして高配当株の分散の大切さを解説したいと思います。
高配当株の特徴
まず高配当株の特徴としては当然配当金が投資額に対して多いというのが特徴です。
10万円投資をして年間5000円の配当金を貰えるとすると配当利回りは5%になります。
ここで読者の方に考えてほしいのは何故高配当株化しているのかという点です。
高配当株の多くは成熟企業が多くこの先業績が成長する可能性が低い株が多いです。
又高配当化しているということはその株自体人気が少ないという事でもあります。
人気があって株価が高いのであれば相対的に高配当株にはなりませんからね。
成長企業
それでは高配当株で成長企業ならどうなのかと考える人も多いかと思います。
しかしこのパターンの場合は成長しているのであれば配当で還元するよりもその資金を使って企業が成長し株価を上げてもらった方が良いと思います。
5%の配当をもらうよりはその資金を使って数10%の成長をしてもらった方が会社と投資家両方メリットがありますね。
分散の必要性
高配当株の特徴で書きましたが高配当株は人気が無い分集中投資するのは危険を伴います。
又減配などが有ると株価の下落で今までの配当分をペイする可能性も高いです。
その為高配当株は分散するのが基本です。
分散することで減配など起きてもトータルではダメージを減らすことが出来るからです。
それではどれぐらいの高配当株を分散するのが良いのかを次の項で解説します。
25銘柄案
高配当株分散の案の一つとして聞いてもらえればと思います。
例えば配当利回り4.1%の高配当株を金額を均等に25銘柄保有するとします。
このようにすると仮に1銘柄の高配当株が減配や上場廃止となっても残りの24銘柄の高配当株の配当金で損失を無くすことが出来ます。
25銘柄を均等に4000円ずつ投資をしたら総額10万円です。
その内1銘柄が仮に株価が下落して1円の価値となったとします。
損失は3999円ですね。
しかし4.1%の高配当株を25銘柄買っているので配当金の年間総額は4000円になります。
つまり25銘柄 配当利回り4.1%の株に分散投資することでリスクを抑える事が出来ます。
これは一例ですのでご参考程度に、、、
又均等に4%以上下落したらなどの心配の種もありますがこの辺は長期投資でリスクをカバーしましょう。
ETFの活用
高配当株を25銘柄も選定できないという意見もあるかと思います。
その際は高配当株ETFを活用するのもいいかと思います。
ただし日本の高配当株ETFは良いものがあまりないのでその際は米国の高配当株ETFが選択肢に上がると思います。
一例としてHDVやVYM、SPYDなどですね。
高配当株を買う際はその高配当が維持されるかを確認するのが大事です。
漫画原稿記事
①
ま「高配当株投資をしたいのですがどれぐらい分散すればいいですか?
②
あ「一例ですが配当利回り4%(税引後)の銘柄を25銘柄均等に持つのもいいですよ
③
あ「仮に一社が株価0になっても残りの24社の配当金でカバーすることが出来ます。
④
ま「長期で見ると損しづらそうですね
あ「他の株価の下落もありますがね笑
【漫画】配当金はあった方が良い?


【漫画】配当理論上下がるのは何故なの?


①コマ
ま「あかっとさん、配当が出たら理論上株価下がると言われるのは何故ですか?」
②コマ
あ「例えばまりりんさんの家庭のお金が100万円あったとします」
③コマ
あ「あかっとさんにお小遣いで50万円あげたとするとまりりん家の価値は50万円になりますよね」
④コマ
ま「企業の現金が減るから理論上下がるんですね」
あ「まりりん家→会社、あかっとさん→株主、お小遣い→配当金ですね」
【漫画】配当金はどこに振り込まれる?
①
ま「配当金って証券口座、銀行口座どちらに振り込まれますか?
②
あ「これは配当金の受け取り方式をどのようにしてるかで変わってきますね。
③
あ「後は楽天証券などは自動スイープ設定してると楽天銀行に自動で入金されます。
④
ま「配当金口座にないと思ったらそういうことなんですね

高配当株ランキングの真実
高配当株ランキングを見ていると10%や20%など普段では見れない配当利回りに目がいくことが多いです。
高配当株ランキングの上位を占めてる株は大概一時的な高配当でランキング上位にいることが多いです。
記念配当など一時的な要因
この一時的な要因とは記念配当や資産売却による高配当などがあります。
記念配当とは通常の配当とは異なり会社の創立〇〇年記念などを記念して増配される配当です。
これらは一時的なことが多いため継続性はないことが多いです。
しかし高配当株ランキングではこれら記念配当も考慮されて高配当株ランキングが作成されているため見せかけの超高配当株が出来てしまいます。
急激な株安
又、急激な株安で高配当株化している可能性もあります。
業績が悪化されそうな予想で株価が下がった場合は要注意です。
例えば株価100円配当3円なら配当利回りは3%になりますね。
しかし株価が急激に下がったとして株価が50円になったとします。
しかし配当3円は変わらないため配当利回りは6%になり高配当株化します。
この株価下落が業績等に影響を出さない地合いが悪い等の場合は特に問題ないです。
しかし、業績悪化予想からの株価下落の場合は配当金が下がる減配になる可能性も高いので注意が必要です。
減配している可能性も
又高配当株ランキングが予想配当金ではなく実績の配当金で作られている場合も注意が必要です。
予想配当金であれば次回もらえる配当金で配当利回りを出しているので良いのですが実績の場合は今期は減配している可能性もあります。
減配している場合見せかけの高配当株の可能性もあるので投資する前には予想配当金も確認して次回以降も高配当をもらえる見込みがあるのなら株を購入ふるのもいいかもしれないですね。
減配しやすい株の特徴
次にせっかく高配当株を購入しても減配して高配当株じゃなくなったら意味がないです。
色々と減配を避けるために見る項目がありますがここでは重要な1つ紹介します。
減配を避けるために見た方がいい指標はずはり配当性向です。
配当性向は配当金/1株あたり利益(EPS)×100で計算することが出来ます。
簡単に言うと今年度の利益のうちどれぐらいを配当金に回しているか表す指標になります。
例えば配当金100に対してEPS100の場合は配当性向100%になりますね。
この場合今年度稼いだ利益全てを配当に回していることになります。
株主還元という点では良いのですが配当の継続性という観点では微妙な評価です。
企業が成長するための資金、配当の余力などを考慮すると30-40%程がベストなのかなと私は思っています。
低すぎる場合も配当金が少ないためこれからも還元してくれるか分からないですしね。
配当性向が80%を超えてきている会社は要注意です。
今後減配をする可能性が高いです。
又配当性向が100%を超えてる会社もありその際は保有している資産等を見て無理なく配当を続けていけるのかを見るのも良いですね。
【漫画】配当はドルが良いの!?


①
ま「あかっとさん、米国株で配当貰ったり売却する時は円がいいですか?ドルがいいですか?」
②
あ「用途にもよりますが基本はドルがいいですね。」
③
あ「再投資する場合は円で受け取ると為替手数料がかかって効率が悪くなります。」
④
あ「ただ取り崩しなど使用用途が有れば円がいいですね。」
ま「日本に住んでいますからね」
①
【漫画】ç
ま「株の管理でおすすめのアプリとかないですか?
②
あ「配当管理ってアプリは使いやすいですよ
③
あ「手動で入力とかしないといけませんが一度入力すると後は自動です。
④
ま「毎月の配当金とか分かって便利ですね
あ「ポートフォリオもグラフで見れるので良いですね。