解説
信用取引は便利ですが実質借金をして株を取引している事は忘れないで下さいね。
借金して買っているんですね・・・。
あまり実感なく取引していました。
損をして保証金が不足してくると当然追加で資金を入れてもらわないといけなくなります。
これが追証ですね。
信用取引を行なっている投資家は証券会社からお金を借りて株を買っているようなイメージです。
証券会社も投資家が返済できないリスクを避けるために保証金を取っています。
現物株などを持っている場合はこれらを担保にして信用取引を行う事も可能です。
保証金が株価の下落で維持率が下がってくると証券会社も回収できなくなるというリスクが発生します。
回収できないというリスクを回避するために保証金の維持率が一定の域を下回ると保証金を追加で入れてねと連絡が来ます。
これが追証です。
追証が来た場合はどのようにすれば良いですか?
追証が来た場合は保証金を追加で入れる。
入金するという事ですね。
保有株が一時的に下がってこれからは上がる可能性が高いと思う場合は入金するというやり方が良いかもしれないです。
どんどん下落する場合は入金して又追証がくるという可能性もあるので泥沼にハマらないように注意が必要です。
もう一つは保有株の損切を行うという方法もあります。
損切を行うことで必要な保証金が減るため維持率が上昇します。
株式市場が暴落した場合は信用買いしていた人たちの追証売りという事が多く発生します。
これは追証が発生した人が入金できずに株を叩き売りする事です。
売りからどんどん売りを誘っていき株式市場はどんどん下落することになります。
下落が続くと大口の投資家が空売りを仕掛けてくるパターンもあるので注意が必要です。
コロナショックでこれらのパターンが大きくみられました。
長期現物株投資家はこの追証売りで叩き売られた株を買う人もいますね。
あかっとさんですね。
株式市場全体の暴落は業績と関係の無いパターンがありますので長期投資家やバリュー投資家にとっては宝の山です。
ここでチャンスと買う人も多いと思います。
ただ、初心者の内は落ちるナイフを拾うのは危険です。
安くてもこれからどんどん下落していく可能性が高いパターンもありますのである程度様子を見て落ち着いてから買っても良いかと思います。
最後に信用取引は上級者向けのテクニックです。
儲かればレバレッジ分資産が増えるのは早くなりますが反対に損すればレバレッジ分資産が減るのが早くなりますので注意が必要です。
追証も本来は売りたくない相場の時も強制的に売らないといけなくなることがあるので損する機会が発生します。
信用取引は現物株で利益を出せるようになってからするのが良いですね。
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