投資初心者の方はテクニカル分析をする際にロウソク足の分析をすることもあるかと思います。
ローソク足の分析をしていると十字線と言うロウソク足を見ることもあるかと思います。
今回はロウソク足の十字線とは何なのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
十字線とは
十字線とは、ローソク足で見ることのできる現象です。始値と終値が同じ値段で、高値に向かって伸びる上ヒゲ、安値に向かって伸びる下ヒゲで構成された状態のことを指し、形が十字の形に見えることからこの名前がつけられています。この十字線は、ローソク足で相場を判断する方にとっては重要なシグナルとされています。高値圏で出れば下落相場、安値圏で出れば上昇相場と、相場の転換点と判断されています。この状態では売りと買いが拮抗している状態で相場が転換期を迎えたと判断する方が多いようです。
https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/term/detail_1086.html
簡単に説明すると始値と終値が同じの状態になります。
(途中で上と下と値動きがあります。)
この十字線が高値圏や安値圏で発生すると、トレンドの方向転換になる可能性が高いため、比較的重要なローソク足になる可能性が高いです。
なぜ十字線が発生するのか
それではなぜ十字線が発生するのか説明をしたいと思います。
簡単に説明すると、株価が上昇しましたがそのまま下がっていったパターンがあるかと思います。
そのような時にまた材料が発生して株価が上がったとします。
最終的には本日の始値と一緒の感じになります。
そのようなため、どちらに進むかわからない状況となります。
高値圏の場合は、上昇余地が少なくなる可能性も高いと判断するのでそのまま方向転換して下がっていく可能性も高くなってきます。
まとめ
十字線は比較的重要なテクニカル分析の指標となります。
しかし十字線だけで判断することは難しいので、周辺のローソク足等と判断するのが良いかなと思います。
また見ている時間足でも状況が変わってくるのでその点にも注意が必要なのかなと思います。