
クオカード優待とは
クオカード優待とは株主優待でクオカードが貰える株主優待を言います。
クオカード自体はコンビニやガソリンスタンドなど様々な店舗で現金同様に使えるため人気が高いです。
又特に自社製品などない会社が個人株主を増やす為にクオカードの株主優待を導入している会社は多いです。
その為全体的にはクオカードの株主優待は多い傾向にあります。
クオカードの優待はおすすめしない
しかしクオカードの株主優待は私的にはおすすめはしません。
おすすめしない理由としては下記のような事がある為です。
理由
② 自社製品の優待がおすすめ
③ 株主に不平等
④株主優待の廃止リスク
配当の方が良い
まずは配当の方が良い為です。
クオカードがいくら便利に使えるからといっても現金には勝てません。
現金なら基本何処でも使用する事は出来ますものね。
自社製品の優待がおすすめ
次に株主優待目当てであれば自社製品の株主優待を出している会社が良いです。
自社製品の場合は自社製品のPRも含めて出来ますので企業側にもメリットが有ります。
自社製品の場合コストパフォーマンスが良い点もあります。
クオカードの場合仮に500円のクオカードを貰っても企業的には500円以上のコストがかかっています。
クオカードを送る発送料・オリジナルクオカードの場合ならデザイン料、加工料などがかかりますね。
自社製品の場合500円相当の自社製品でも企業的には500円以下のコストで出来ます。
ほぼ原価で出来るためですね。
株主優待を出している企業に投資をしているわけですので、この辺りも注意すると良いです。
株主に不平等
次に株主に不平等と言う点です。
これは株主優待全般に言える事ですが基本的に優待利回りが最も高いのは最低単元で購入する場合です。
配当金等であれば保有株式数を増やすとその分配当金が多く貰えるため多く持っていたからといって損をする事は有りません。
しかし、株主優待の場合は権利株数以上を持つとその分株主優待が増えるという訳ではないので損です。
この点は大口の人や外国人投資家に不利な点ですね。
なら私達個人投資家には別にいいのでは?と思いますが多くの株価を左右するのは前述の大口の人や外国人投資家です。
その為株価が今後上がりづらかったりする可能性は有ります。
株主優待の廃止リスク
次に最大の欠点は株主優待の廃止リスクです。
クオカード優待の場合は特に株主優待廃止リスクは高いです。
自社製品などで有れば自社のPRや広告も兼ねて出来ますがクオカードはほぼ企業側にメリットが無いです。
その為今後業績悪化などになった場合は即廃止リスクは高くなると思います。
以前は上場の基準に株主数もあったので個人株主を増やす目当てもありましたが緩和されたので今後廃止になるリスクはより高まってくるのでは無いかと思います。
又株主優待が廃止になるとクオカード目当てで買ってた人が売りに出します。
そうなると株価も大きく下がる可能性は高いです。
まとめ
私的には特に株主優待廃止リスクはでかいと思うのでクオカード優待はおすすめしません。
それならまだ高配当株などを買った方が良いのでは無いかと思ってます。