投資初心者の方は逆日歩と言う言葉を聞くことがあるかと思います。
逆日歩とは何なのか今回はそんな疑問について解決できればと思い記事書いてみました。
目次
逆日歩とは
逆日歩(ぎゃくひぶ)とは、信用取引の売り方が負担する事前に想定できないコストです。信用売り残高が信用買い残高を上回り、株式の貸し方である証券金融会社が、貸し出せる株の不足を補うために、機関投資家などから株を借りる際に調達費用として発生します
https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/knowledge/003.html
簡単に言うと、信用取引での空売りを行っている際にかかるコストとなります。
空売りは株を借りてその株を売却することで空売りを行っております。
株を借りる際にその株の在庫がなくなった場合、証券会社等は他のところから借りてくる必要があります。
その時に発生するコストが逆日歩となります。
逆日歩が発生するタイミングとしては、主に空売りの人気が高まっている時です。
具体的に言うと、株主優待などでの優待クロスなどクロス取引を行う際に発生する可能性が高いです。
逆日歩は事前にいくらかかるかなどは分かりません。
そのため、優待クロスなどを行う際、逆日歩が発生しない取引方法(一般信用)を選ぶなどの必要があります。
また、どうしても逆日歩がかかる場合(制度信用)などは、過去の逆日歩の発生履歴等を確認しどのぐらいのコストがかかるかなどを確認することが大切になります。
高い株主優待になる可能性もあるので、その点は注意が必要です。