何故初心者は勝てないのか
ボラが大きい銘柄が何故初心者が勝てないかというと売るタイミングを間違うからです。
暴落しても損切りせずにそのまま持っていたりする人が多い印象ですね。
また、暴落した場合以前こんだけ上がったんだから又上がるだろうと短直な考えでナンピンなどをしてしまうため、更に損を大きくしてしまう結果になります。
ボラって何?
ボラとはボラリティーの略称で下記のような物になります。
ボラティリティー(Volatility)とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティーが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティーが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。
引用元:SMBC日興証券(https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ho/J0280.html)
簡単にいうと株価の変動が大きい銘柄ですね。
ボラが大きい銘柄の特徴
それではボラが大きい銘柄の特徴は何でしょうか?
多くは時価総額の小さな小型株などになります。
時価総額が小さい為、僅かな資金で株価を動かせるのが要因ですね。
後は材料が出た株などもボラが大きくなります。
材料が出ると欲しい人や売りたい人などが出るため一時的に需給のバランスが大きく崩れる為です。
バランスが崩れるので一方向に動きやすい為、ボラが大きくなります。
ボラの活かし方
ではボラの活かし方はあるのでしょうか?
ボラが大きい銘柄はデイトレなどをする人には活かせる投資法です。
デイトレの場合短期的な取引になるので値動きの小さい銘柄の場合多くの利益を出すのは難しくなります。
その為株価の変動が大きいボラの大きい銘柄で取引する事になります。
その為、ボラを活かせるのは短期取引を多くする人になります。
又材料が出た場合は株価の動く大きさによっては長期投資家の人にも狙う価値は出てきます。
出た材料の割に株価が大きく動いた場合はその反対のボジションを取ることで
リバウンドを狙う事が出来ます。
初心者には難しい
しかし、短期取引もリバウンドを狙うのは初心者には難しい投資になります。
短期取引の場合はどちらかというと経験やセンスが物を言う世界なので始めたばかりの初心者には難しいです。
材料が出た場合のリバウンド狙いもその会社について詳しい事や分析が出来ないと出来ない投資法ですので同じく初心者には難しい投資法になります。
しかも、ボラの大きい銘柄は利益を大きく狙える反面大きく減らしてしまうというリスクも高いです。
初心者の方の多くはこのようなボラの大きい銘柄に手を出しがちなのでご注意して下さい。
大きく資産を減らしますよ。
ボラが大きい銘柄の対策法
ボラが大きい銘柄の対処法はズバリボラが大きい銘柄には手を出さない事です。
単純ですがこれが一番良い対策です。
具体的には
②材料に飛びつかない
③板が薄い銘柄は買わない
①時価総額の小さい銘柄には手を出さない。
時価総額の小さい銘柄には手を出さないですが、具体的には時価総額100億円以下には手を出さないです。
100億以上でもまだ時価総額的には低いですが選択肢を減らすのもあまり良くはないですので100億円としています。
②材料に飛びつかない
材料に飛びつかないですが、これは材料が出ると株価が高騰します。
具体的にはストップ高が連続で発生する状況です。
これも初心者には難易度が高いので注意が必要です。
株の場合は株価が上がっているものがいいと言う訳ではないです。
③板が薄い銘柄は買わない
次に板が薄い銘柄は買わないです。
板が薄いと株価が飛びやすいのでボラが大きくなります。
又、板が薄い銘柄の場合はボラは大きいですが売買が成立しづらい為、デイトレなどのトレードにも不向きとなります。
板は株式投資において重要ですので板の読み方が分からない方はこちらの漫画を参考にして下さい。
板が薄いという事は流動性が悪くなる為、流動性リスクを抱えることになります。
まとめ
ボラが大きい銘柄は初心者には不向きです。
ボラが大きい銘柄に手を出すのはある程度経験を積むのも大事です。
初めはインデックス積立投資のような投資が私的にはおすすめです。