機関投資家と個人投資家の違い

機関投資家には勝てない!?

初心者の投資家の中には機関投資家(プロの投資家)に勝ちたい!と思う方もいるかもしれません。

しかし、個人投資家の多くは機関投資家に勝つことは困難です。

そんな夢もない話をと思うかもしれませんが機関投資家は持っている情報量や資金などが個人投資家と比較すると桁違いです。

個人投資家ならせいぜい日ごろのニュースやIR資料などの情報量ですし兼業投資家(サラリーマン+投資)の場合は日中は仕事もあり中々情報収集が出来ません。

しかし機関投資家の場合は扱うソフトや情報収集能力、分析力などが桁外れですので情報量では勝つことが困難です。

又資金面も個人投資家の場合は日々の生活の中で貯めた資金やへそくりなど資金規模は小さいです。

機関投資家などは様々な人からお金を集めてそれを運用しているので億単位で運用しています。

資金面でも勝つことはできないですね。

個人投資家の利点とは

しかし、個人投資家が機関投資家に勝っている点が1つあります。

それは時間です。

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間を味方につけるとは

時間を味方につけると言うことは複利の力を味方につけると言うことです。

複利とは利子などをもらった時その利子を再投資することで

再投資した利子にも利子が付き資産が増えることです。

文章で書くとわかりづらいので例を出します。

100円を年率10%の預金に預けます。
次の年は100円+10円の利子が付き合計110円になります。
更に次の年には110円+11円の利子が付きます。
お気づきの方はいると思いますが去年と比べて1円増えています。

これが複利の力です。

更に詳しくは下記の漫画をご覧ください。

あかっとの株漫画ブログ

目次 1 解説 解説 複利運用を行うことで資産の拡大スピードは早くなっていきます。 何故早くなるのでしょうか? 例えば1…

時間を身につけると言うことはこの複利の力が爆発的に効いてきます。

例えば100万円を年率5%で運用したとします。

1年後には105万円になります。

10年後は162.9万になります。

更に30年後は432.2万円になります。

更に50年後には1146.8万円になります。

個人投資家は時間を味方に付けましょう。
意外と効率的な運用になります。