株の下落が怖いβ

【漫画】株の下落が怖い

株の下落が怖いの解説漫画

【漫画】狼狽売り

狼狽売りのアイキャッチ
狼狽売りの解説漫画

今回の投資では結局株売らない方が良かったな・・・

まりりんちゃんは許容できる以上のリスクを取っていたのが原因ですね。

許容できるリスク??
何ですか?美味しいんですか?

美味しいって・・・
例えば1万円下落しても大丈夫ですか?

うーん、1万円だったらまだ、耐えられそうですね・・・。

なら、10万円ならどうですか?

10万円は無理。
売ってしまう・・・

ということはまりりんちゃんは1万円はまだ許容できるリスクという事ですね。

個別株に投資する際はあらかじめその株が平常時どのくらいの変動幅があるか知っておくと下がってきた時に狼狽売りする事が少なくなります。

株価変動率をあらかじめ計算しておくという事ですね。

計算式はこちらです。

株価変動率=(高値−安値)÷中値×100で計算することが出来ます。

例えば8591:オリックスを例えで計算してみます。

2020年1月〜2021年1月の間の

高値:1958円

安値:1100円(1100.5円ですが1100円で計算します。)

株価変動率=(1958-1100)/1529*100

56%という結果になりました。

つまりオリックスは1年間で56%変動する可能性があるという事です。

長期投資を行う場合は56%の変動は覚悟しておいた方が良いという事ですね。

うーん56%って結構大きいな・・・
こんなにリスク取れないよ

そういう時はポートフォリオを組んでみると良いですよ。

ポートフォリオを組むと何かメリットがあるんですか?

例えば株価変動率が10%の銘柄とオリックスを50%:50%で投資するとします。

このようにする事で変動率を33%に減らすことが出来ます。

確かに!
変動率が小さくなりましたね。
33%ならまだ大丈夫かな

10%の銘柄とオリックスを80:20の割合で投資すると19%まで減らす事が出来ます。

このようにして自分なりのポートフォリオを組むことが出来ます。
ただ10%の銘柄が多くなるとそれだけリターンも少なくなりますので注意が必要ですね。

変動率が大きい銘柄を入れるとあまり変動率は減らないですね。
19%とかでも大きい場合はどうすれば良いですか?

そういう場合はキャッシュポジションの割合を増やすと良いですよ。
現金:オリックス=10:90とかにすると変動率は5.6%とかになりますね。

5.6%なら全然大丈夫だ!
初めからこうしておけば狼狽売りしなくて済んだのにな・・・

狼狽売りは投資するルールとは全く関係なく心情のみで行う事です。

狼狽売りを無くすことで資産額を増やせる可能性がありますので是非狼狽売りをしない事を意識しつつ許容リスクで投資を行ってみてください。

資金管理は重要ですね!

はーい

【漫画】リスクの取り過ぎ

リスクの取り過ぎのアイキャッチ
リスクの取り過ぎの解説漫画

リスクの取りすぎは危険?

リスクを取りすぎると下記のようなデメリットがあります。

①狼狽売りをしてしまう。
②精神上悪い

狼狽売りをしてしまうですが自身の保有ルールを無視してしまう結果になります。

本来ならまだ売るラインでもなく売却してしまいその後の上昇分の利益を取れなくなってしまいます。

精神上悪い問題ですがやはり含み損というのは精神上悪いです。

体調が悪化してしまう可能性もありますし、なおかつ日頃の仕事が手につかなくなってしまう可能性があります。

株価が気になり仕事に集中出来ず頻繁に株価チェックしたりして、仕事に悪影響を及ぼします。

株価暴落&クビになってしまうときついですよね。

適正なリスクを取る

そのため適正なリスクを取るのが望ましいです。

まずは買おうと思っている株のチャートを見てみてください。

保有しようと思っている期間仮に1年間だとすると

1年間でどれぐらい株価が動いているか見るといいと思います。

株価変動率ですね。

株価変動率=(高値−安値)÷中値×100

詳しくは狼狽売りの漫画解説に書いています。

オリックスなどは1年間で56%変動する可能性もあります。

つまり100万円投資しているなら1年間で44万円になる可能性もあるということです。

この変動に耐えれるならオリックスに投資してもいいかと思います。

又は投資金額を小さくするという方法もあります。

仮に1万円投資した場合は4400円です。

やはり損する可能性はありますが金額が小さくなるため耐えれる可能性もあるのかなと思います。

これでも無理という場合はさらに金額を下げていくといいかと思います。

リスクを取らないのは?

ならリスクを取らず銀行預金でいいのではという意見もあります。

生活資金ならそれでもいいのですが余剰資金を遊ばしているのはもったいないです。

お金持ちになりたいとか願望がなければそのままでもいいかもですが

老後問題など資金はあるだけいいです。

リスクを取らないのではなく適切なリスクを取るというのが大事です。

リスクのコントロールをしっかりと行い投資を行いましょう。