投資初心者の方は投資信託に投資しようと思うと同じ指数に連動する銘柄でも基準価格が違うと言う疑問を感じることがあるかと思います。
今回はなぜ基準価格が違うのか?
そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
なぜ基準価格が違うのか
それでは結論から書きますが、なぜ基準価格が違うかと言うと設定した日が違うからです。
設定した日が違うと基準価格にズレが発生してきます。
しかし連動するベンチマーク等は一緒ですので、その後の成績としては同じような成績になります。
なぜ設定日が違うと基準価格が違うのか
それではなぜ設定日が違うと基準価格が変わってくるのかを解説していきたいと思います。
それは例えばコロナ禍に設定された投資信託とコロナで暴落したときに設定した投資信託ではスタート地点が違うからです。
その後、コロナショック後で上がったとしたら、その基準価格は、コロナ前の投資信託の場合は元の値に戻るだけですが、コロナ暴落後の時に設定されたものは基準価格が落ちているかと思います。
このようにして基準価格に差ができます。
しかし連動するベンチマークが一緒ですので、その後の%での上がり幅としては一緒になってきます。
基準価格が高い方を選べば良いと言うわけではない
そのため基準価格が高い方を選べば、今後も利益を上げられるかと思いますが、実際は一緒ですので、そのような点は気にしなくても良いかと思います。
反対に信託報酬等のようなコストを気にすると良いかと思います。
基準価格だけに注意しない
先ほど書きましたが、基準価格のみで判断すると、痛い目にあうので注意が必要です。
まとめ
投資信託の基準価格はあくまで参考程度にすると良いかと思います。
あまり基準価格を気にする必要は、私個人としてはないのかなと思います。
購入価格も100円からですので特に気にする必要はないです。
それよりは信託報酬等のコストを気にすると良いかと思います。
設定日が良い時に設定してるものは基準価格が高いですのでわかるかと思いますが、実際は特に変化はないので、この辺に注意して投資信託を選ぶと良いかと思います。
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