
投資初心者の方はNISA口座などで各取引をしている方も多いかと思います。
しかしNISA口座は年間の投資可能額が決まっています。
少額からやっている方はNISAの枠を使い切ることができない方も多いかと思います。
今回はそんな余ったNISAを使い切ったほうがいいのか、そんな疑問について解決できればと思い記事を書いてみました。
NISA口座は使い切ったほうがいいのか
それではまず結論から言います。
NISA口座の枠は無理して使い切らないほうがいいです。
無理のない範囲でしたらNISA枠を使い切ってもいいのかなとは思います。
なぜ使い切らなくてもいいのか
それではなぜ使い切らなくてもいいのかを解説していきたいと思います。
一般的に投資は早めに金額を入れた方が良いと言う話も聞くことが多いかと思います。
それは複利の力で運用していくので、投資額が大きければ大きいほど資産が増える速さが早いです。
この原則に乗っ取ると無理してでも、使い切った方が良いと言う考えになるかと思います。
しかし、生活防衛資金や将来使う予定のお金なども投資してしまうと、いざお金が必要になったときにNISA口座のお金を引き出すことになります。
引き出す際は口座内の資産売却が必要となります。
その際に暴落などが起きていった時は、含み損になっている可能性が高いため、含み損の状態で売却をしないといけないです。
NISA口座はもともと非課税のため損益通算と言うメリットはありません。
例え話
それでは例を出して解説したいと思います。
まりりんさんはNISA口座の枠が余っていたため、無理してでも埋めようと思いました。
しかし、資金がなかったので生活防衛資金や子供の大学費用などのお金にも手を出してしまいました。
いざ子供が大学に行く際や生活が困窮した際の方、困ってしまいました。
そこでNISAの資産売却をしようと思いましたが、タイミングが悪く含み損になっていました。
しかし生活が困窮しているため株の売却をし生活を乗り切りました。
このようなパターンの場合は、生活防衛式など必要なお金などは投資に回さないっていうのが良いのかなと思います。
まとめ
NISA口座内の枠が余っている方はこのように考えてみると良いのかなと思います。
生活防衛資金や貯金で使うお金や子供の大学費など使い道が決まってるお金以外で余っているのであれば投資してみても良いのかなと思います。
しかし、暴落が起きたときなどに一括投資のため損失が大きくなります。
そのような時に狼狽売りなどをせずにしっかりとルール通りに取引をできたりすることが重要になります。
また積立投資等の場合は、積立てる金額などを極力変えない方が良いので、仮に積み立て額を増やしたのであれば、今後も積立額を変更せずに運用できるのかなどそのような点にも考慮して金額を決めてみてもいいのかなと思います。
また、一括で投資するのが効率が良いと言われますが、これは上がりの場合のパターンなので今後、積立期間中に下がるなどのことがあれば、一括投資よりも積み立ての方が成績が良いパタンもあります。
それらのことをよく考えて、投資に関するルールを決めて取引を行うのが良いです。
またいろいろ決めた際はしっかりとルールを守ることも大事です。