今回は、NISA(少額投資非課税制度)についてのデメリットについてお話ししましょう。
NISAは税金の優遇措置を受けられる魅力的な制度ですが、注意が必要なポイントも存在します。
どのようなデメリットがあるのか、それを理解することで、より効果的な投資を行う手助けになるでしょう。
NISAにはデメリットも存在します
NISAは魅力的な投資制度である一方、デメリットも見逃せません。
デメリットとして特定口座の利益・損失と損益通算が出来ない点です。
なぜ損益通算が出来ないのか
元々NISAは利益に対して税金はかかりません。
その為、損失を出しても損益通算は出来ません。
又、特定口座とは違う口座になるためこちらも損益通算は出来ません。
デメリットの具体的な例
たとえば、まりりんさんのケースを考えてみましょう。
まりりんさんはNISA口座で銘柄を保有し、損切りをしようとしました。
特定口座では既に利益があった為、損益通算できると思っていましたが、仕組み上出来ないと知りました。
このため、まりりんさんは損切りを躊躇し、結果として大きな損失を被りました。
新NISAになると
NISAの新たな制度である新NISAでは、期限がない点や投資可能金額の大きさから、デメリットは低くなったと思われます。
まとめると、NISAは魅力的な税制優遇措置がありますが、デメリットも存在します。
特に、損切りが遅れやすく、特定口座との損益通算ができない点には注意が必要です。
初心者の皆さんも、このデメリットを理解し、賢い投資を目指しましょう。
Q&A
漫画の原稿
ま「NISAってデメリットはあるんですか?
NISAは特定口座の銘柄と損益通算することができない点ですね
その為損切りが遅れやすくなります。
NISA自体短期にも長期にも少し微妙かなと言う制度ですね。
せめて10年あれば長期ならよかったですね!