買った時の株価というのは買った人だけの基準の価格です。
ですので10%上がったら売りとかなどの投資ルールもありますがこれらのルールは買った人本人しか通用しない基準ですので相場環境としての点では弱いと思われます。
但し、デイトレなどの短期トレードは資金管理が重要ですのでパーセントで利確、損切を行うのは間違ってはいないので状況に応じて行うのが良いかと思われます。
中期ぐらいになるとテクニカル分析の結果で取引するのが良いかと思います。
テクニカル分析も見ている項目によって人それぞれですので設定値によっては本人にしか通用しない可能性もあります。
例えば移動平均線でも使用している期間によってゴールデンクロスやデットクロスが発生しているかは異なります。
テクニカル分析とかではどのような指標を使えば良いんですか?
人それぞれ好みの設定でも良いですが、よく使われている指標、設定がおすすめです。
又デイトレをやっているのに月足でゴールデンクロスが出たから買いなども失敗しやすいです。
それは何故なんですか?
デイトレはその日に終わらすトレードですので1ヶ月に1本しか形成されない月足で買いサインが出ても意味がないからです。
デイトレをするなら日足や1時間足などもっと短期間の足で見るのが良いです。
逆に長期投資を視点としているのであれば1時間足などは期間が短すぎる為お勧めできないです。
頻繁に売り買いのサインが出てしまう為長期視点での取引を想定していても短期取引になってしまう可能性が高いです。
自分が想定している期間でのチャート分析が大切ってことですね。
話をまとめると本人が買った株価の値段というのは市場では全く無意味な基準になります。
1000円で株を買ったけど500円になってしまったのように損をすることもあります。
しかし本人が1000円で買ったから売るのは1100円にしようと株価だけで決めてしまうと500円の水準からは2倍に上がらないといけない事になります。
2倍になるということは相当なエネルギーが必要ですので必然的に塩漬けとなってしまいます。
塩漬けは資金の拘束に繋がってしまうので機会損失を起こしてしまいます。
短期取引の場合は死活問題になりやすいので潔く損切りする方が良いかと思います。(自身の投資ルールにのっといて)
よく聞くのが含み損が出ていて損切り出来ない。
1000円で買ったから1000円まで待ちたいというのも1000円という基準は買った本人だけの基準の為市場では全く関係のない指標となります。
株は美人投票とも言われています。
自分がいいと思っていても結果としは大多数の他の人と同じ行動をした人が利益を出します。
指標なども多くの人が使っている指標などを使用するのが利益を出しやすいかも知れません。