3837)アドソル日進 2022/1Qまとめです。
業績
決算期 | 四半期 | 売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 純利益 | % |
2021/03 | 1Q | 3,433 | – | 348 | – | 357 | – | 262 | – |
2022/03 | 1Q | 3,011 | -12.3 | 233 | -33.1 | 243 | -32 | 167 | -36.1 |
2022/03 | 通期(予) | 14,200 | 5 | 1,350 | 5 | 1,381 | 5.1 | 910 | 1.3 |
項目 | 今期 | 前期 | % |
粗利率 | 25.56% | 25.33% | 101% |
営業利益率 | 7.75% | 10.15% | 76% |
販管費率 | 17.82% | 15.18% | 117% |
・ICT市場の状況→
2021年度ソフトウェア投資計画(全産業+金融機関)が前年比16.1%増の高水準
→企業の ICT投資意欲は高い。
(2021年7月1日公表の日銀短観(6月調査)より)
・ICT投資需要は非常に旺盛
→この分野を最重要市場と定め、事業基盤の拡大を図る。
①エネルギーICT戦略(電力・ガス:最重要市場)
②エネルギー分野(電力・ガス)
①②→カーボンニュートラル
エネルギー効率化
スマートグリッド
保安点検のICT化
自然災害対応(レジリエンス)
老朽化対応など、
・テレワーク・ ソリューション「セキュア・ラップトップ」→
兵庫県・芦屋市役所にて正式採用されました。
・より高度なセキュリティが求められるネットワ ーク環境に対応した新ソリューション(セキュア・iソレーション)の開発に取り組む。
・研究開発活動の成果→
セキュリティ関連で14件目となる特許を取得
・新型コロナウイルス感染症の再拡大懸念→
一部のプロジェク ト開始が第2四半期連結会計期間以降に見送られた。
・売上高は3,011百万円(前年同期は3,433百万円)
・コロナ禍における新入社員研修の更なる充実化
・関西支社におけるデジタル・イノベーション・ ラボの設置等の投資を実施。
営業利益は233百万円(前年同期は348百万円)


セグメント
社会インフラ事業
事業内容
・交通・運輸分野(道路・鉄道、航空・宇宙等)
・通信・ネットワーク分野(次世代通信5G等の通信関連)
・エネルギー分野(電力・ガス関連)
プラス要因
・交通・運輸分野→
宇宙関連が計画通りに推移
・通信・ネットワーク分野→
5Gを中心とした基地局関連が拡大
マイナス要因
・エネルギー分野→
事業再編
自由化後のシステム更新需要などに継続して取り組む。
しかし、顧客におけるICT投資の実施判断を見極める動きが強い。
予定した大型案件の開始が当第2四半期以降に延期
売上高は、1,864百万円(前年同期は2,156百万円)
先進インダストリー事業
事業内容
・制御システム分野(次世代自動車、産業機器、設備機器、医療機器等)
・基盤システム分野→
キャッシュレス・決済やクレジットカード・システムを中心→
基盤系システムや、業務システム関連
プラス要因
・制御システム分野→
次世代自動車(先進EVや、自 動運転)が計画通り推移
次世代決済・カード関連や業務システム関連が拡大
・ソリューション分野→
「テレワーク・ソリューション:セキュア・ラップトップ」が兵庫県・芦屋市で採用
・次世代スマートメータ関連での対応に注力
マイナス要因
・メディカル関連が減少
・基盤システム分野では、旅行関連が減少
売上高は、1,146百万円(前年同期は1,276百万円)


一言
販管費増加の影響で営業利益率低下。
助成金収入収入が前期に比べて増加。
投資有価証券売却益を前期は特別利益で計上しています。