8267)イオン 2022/1Qまとめです。
業績
決算期 | 四半期 | 売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 純利益 | % |
2021/02 | 1Q | 2,076,278 | -1.9 | -12,552 | – | -16,072 | – | -53,973 | |
2022/02 | 1Q | 2,153,215 | 3.7 | 39,183 | – | 40,365 | – | 5,001 | |
2022/02 | 通期(予) | 8,620,000 | 0.2 | 200,000 | 32.8 | 190,000 | 36.9 | 20,000 | |
~220000 | 46.1 | 210000 | 51.3 | 30000 |
項目 | 今期 | 前期 | % |
粗利率 | 35.31% | 33.59% | 105% |
営業利益率 | 1.82% | -0.60% | -301% |
販管費率 | 33.49% | 34.20% | 98% |
・営業収益が2兆1,532 億15百万円(対前年同期比 3.7%増)
コロナが拡大する前の 2020 年2月期第1四半期連結累計期間を上回り過去最高を更新
・営業利益は 391億83百万円(前年同期比517億35百万円の増益)
・経常利益は過去最高の403億65百万円(前年同期比564 億 38 百万 円の増益)
・親会社株主に帰属する四半期純利益は 50 億1百万円(前年同期比589億74 百万円の増益)
・GMS(総合ス ーパー)事業、総合金融事業、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業の業績が大きく回復
・SM(スーパーマーケット)事業→
昨年の感染症防止対策商品や食品の需要急拡大の反動影響があった。
コロナ下で拡大する内食需要に対応した品揃えの強化
コロナの影響がなかった 2020 年2月期第1四半期連結累計期間の利益水準を大きく上回った。
・営業利益は 2019 年2 月期第1四半期連結累計期間に達成した過去最高実績に次ぐ水準にまで回復
・経常利益は過去最高を更新
・親会社株主に帰属する四半期純利益→
経常利益段階までの回復
前第1四半期連 結累計期間に計上した新型感染症対応による損失が大幅に減少
2019 年2月期第1四半期連結累計期間以来、3期ぶりの黒字に転換。


セグメント
gms事業
・営業収益 7,564 億 34 百万円(対前年同期比 107.1%)
・営業損失 72 億 84 百万円(前年同期より 256 億 83 百万円の改善)
プラス要因
・イオンリテール株式会社→
コロナ下で生まれた需要の取り込みを継続
・ネットスーパー→
独自商品の予約販売の強化
生鮮商品を中心に品切れを削減するためのシステム改修
午前便の拡充や配送枠数の拡大に取り組む。
前第1四半期連結累計期間比 116.0%と、売上高は引き続き伸長。
・商品別→
農産、水産、畜産の生鮮3部門とリカー部門の既存店売上高→
コロナの影響がなかった 2020 年2 月期第1四半期連結累計期間対比→
約 106%~108%の伸びとなりました。
・ガーデニング・グリナリー部門→
母の日ギフトが好調
既存店売上高前年同期比 115.8%、
・デリカ部門→
同 112.1%と好調に推移
・食品部門合計の売上高→
コロナの影響がな かった 2020 年2月期第1四半期連結累計期間を上回った。
・「スポージアム」の既存店売上高→
前年同期比 149.4%と大きく伸長
・ランドセル→
既存店売上高前年同期比 239.6%
コロナの影響がなかった 2020 年2月期第1四半期連結累計期間対比 139.4%と伸長
・ネットスーパー→
新規会員の増加
利用のしやすさが浸透
既存会員の利用回数が増えた
売上高前年同期比 115.2%と伸長
sm事業・ds事業
・SM事業営業収益 6,794 億2百万円(対前年同期比 90.0%)
・営業利益 52 億 25 百万円(同 31.5%)
・DS事業は営業収益 976 億 40 百万円(対前年同期比 93.6%)
・営業利益4億 61 百万円(同 28.2%)
プラス要因
・キャッシュレスセルフレジの導入
・ネットスーパーの配送拠点の拡大を推進
ヘルス&ウエルネス事業
営業収益 2,501 億 44 百万円(対前年同期比 106.7%)
営業利益 70 億 30百万円(同 70.6%)
プラス要因
・調剤→
調剤併設店舗の増加(5月末現在 1,688 店舗)
新規出店
マイナス要因
・物販売上→
昨年の感染症対策商品や食品等の需要急拡大の反動影響
・調剤→
薬価改定の影響有り
総合金融事業
営業収益 1,232 億 80 百万円(対前年同期比 112.0%)
営業利益 220 億 40 百万円(前年同期より 227 億7百万円の増益)
プラス要因
・イオンフィナンシャルサービス(以下、AFS)→
デジタル化対応を推進→
非対面営業や審査・回収部門における体制を強化。
・イオン銀行→
住宅ローンにおいて、Web からのお申込みや電話、郵送を活用
・カードショッピング→
食品スーパーやドラッグストア等に おいて売上高が引き続き好調に推移
・ご利用キャンペーン等販促施策の実施→
取扱高の拡大に注力。
・カードショッピング取扱高→
オンラインショッピングでのご利用も引き続き好調
前年同期間の実績を上回った。
・バイクローン→
メーカーの新モデル発売に伴う金利優遇キャンペーンや加盟店に向けたインセンティブキャンペーンを実施→
取扱高は前年同期を上回った。
ディベロッパー事業
営業収益 885 億 37 百万円(対前年同期比 139.7%)
営業利益 108 億 17 百万円(同 375.1%)
プラス要因
・中国事業→
当第1四半期連結累計期間の既存21モールの専門店売上高→
前年同期比 231.5%と大きく伸長
・中国→
国内での高まる消費需要→
同社モール専門店の売上は好調に推移
コロナの影響がなかった 2020 年2月期第1四半期連結累計期間対比→
既存 19 モールの専門店売上高は 111.5%と伸長
コロナの影響がなかった以前の二桁成長のトレンドに回復
・ベトナム→
当第1四半期連結累計期間の既存4モールの専門店売上高→
前年同期比 121.0%
2020 年2月期第1四半期連結累計期間対比→
123.8%と伸長
・物販業種を中心に好調に推移
コロナの影響がなかった 2020 年2月期以前の二桁成長のトレンドに回復しつつある。
マイナス要因
・コロナ影響によりアミューズメントやシネマ等の一部業種において営業制限有り。
サービス・専門店事業
営業収益 1,703 億 40 百万円(対前年同期比 127.9%)
営業損失 11億13百万円(前年同期より107 億 94 百万円の改善)
プラス要因
・「ネットワーク型 CO2濃度モニターシ ステム」をメーカーと共同開発→
複数の施設へ導入
・株式会社イオンファンタジーの国内事業→
緊急事態宣言対象地域以外の店舗の売上は順調に回復。
前第1四 半期連結累計期間との対比では大幅な増収増益
・オンラインクレーン事業→
キャンペーンや限定景品の集中展開→
当第1四半期連結累計期間の前年同期比は 192.3%と大幅増
・中国→
来店客数の増加
客単価アップの取り組み
営業面積の拡大施策として一時使用区画の確保を推進
2020年2月期第1四半期連結累計期間との対比で増収増益
国際事業(連結対象期間は主として1月から3月)
営業収益 1,101 億 69 百万円(対前年同期比 92.6%)
営業利益 21 億 51 百万円(同 150.1%)
プラス要因
・イオンビッグマレーシア→
イオンマレーシアとの共同調達等による荒利益改善
販売費及び一般管理費の削減を推進
営 業利益は両社とも大幅に改善
・国際事業における中国エリアの損益は改善
マイナス要因
・イオンマレーシア→
活動制限令が発令されたことを受け、食品以外の売場を閉鎖→
衣料及び住居余暇商品の売上に大きく影響を受けた。


一言
・補助金収入有り。
前期:119(百万円)
今回:926(百万円)
特別利益に計上