9449)GMOインターネット 2021/2Qまとめ
業績
決算期 | 四半期 | 売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 純利益 | % |
2020/12 | 2Q | 106,500 | 10.9 | 16,420 | 49.9 | 16,019 | 50.4 | 4,181 | 3.6 |
2021/12 | 2Q | 120,480 | 13.1 | 22,620 | 37.8 | 23,620 | 47.4 | 9,703 | 132 |
項目 | 今期 | 前期 | % |
粗利率 | 53.17% | 51.20% | 104% |
営業利益率 | 18.77% | 15.42% | 122% |
販管費率 | 34.39% | 35.78% | 96% |
プラス要因
・インターネットインフラ事業
オンライン消費の定着もあり、決済事業・EC支援を中心に堅調に推移。
・インターネット広告・メ ディア事業
商材入替・営業手法の刷新・原価低減といった取り組みが好調。
一部の業種・業態の顧客における取引が引き続き堅調に推移。
・暗号資産事業
暗号 資産交換事業→暗号資産価格の上昇を受け取引高が好調に推移
暗号資産マイニング事業→マイニ ングの収益率が上昇しました。
マイナス要因
・インターネット金融事業
前年同期比との比較ではFX・CFDともに軟調推移。
・売上高は120,480百万円(前年同期比13.1%増)、
・営業利益 は22,620百万円(同37.8%増)
・経常利益は23,620百万円(同47.4%増)、
・親会社株主に帰属する四半期純利益は 9,703百万円(同132.0%増)

セグメント
インターネットインフラ事業
・「ドメイン」、「サーバー」、「EC支援」、「決済」、「電子認証」を運営。
・5大商材全てを自社グループ内で開発・提供
・いずれも国内トップシェア
・個人向けにインターネット接続サービスを提供するアクセス事業を運営。
※「セキュリ ティ事業」⇨「電子認証・印鑑事業」へ変更
「クラウド・ホスティング事業」に属していた『電子印鑑 GMOサイン』を当該事業へ移行。
プラス要因
1)ドメイン事業 当該事業
・GMOペパボなどが低価格戦略による顧客基盤の拡大を継続
・当四半期のドメイン登録・更新数は134万件(前年同期比0.4%増)
・オプション売上が伸長
2)クラウド・ホスティング事業
・個人向けのサービスが好調に推移
・契約件数は102.5万件(前年同期比11.9%増)
3)EC支援事業
・巣ごもり消 費・オンライン消費の定着→各サービスが堅調に推移
4)電子認証・印鑑事業
・電子印鑑GMOサイン→顧客基盤、送信数ともに順調に拡大。
5)決済事業 当該事業
・決済関連サービス→EC市場の順調な成長
・対面分野における次世代決済プラットフォーム端末の取扱いが大幅に増加。
・金融関連サービス→後払い型の決済サービスが堅調に推移
・決済処理件数・決済処理金額が順調に増大
6)アクセス事業
・固定回線が堅調に推移
・契約回線数は221万件(前年同期比6.0%増)
各詳細売上高
1)ドメイン事業 当該事業
・売上高は2,492百 万円(同2.7%増)
2)クラウド・ホスティング事業
・売上高は3,946百万円(同5.9%増)
3)EC支援事業
・売上高は4,195百万円(同13.8%増)
4)電子認証・印鑑事業
・売上高は1,736百万円(前年同期比5.2%増)
5)決済事業 当該事業
・売上高は10,979百万円(前年同期比15.9%増)
6)アクセス事業
・売上高は10,593百万円(同0.6%増)となりました。
計)インターネットインフラ事業セグメント
・売上高は34,661百万円(前年同期比3.2%増)、
・営業利益は4,936百万円(同5.6%増)
インターネット広告・メディア事業
・広告代理、アドプラットフォームの提供など総合的なネット広告サービスを運営
・自社メディアの運営を通じた広告枠の提供、集客支援サービスを運営。
プラス要因
1)インターネット広告事業
・広告代理では、一部の業種・業態の顧客にお ける取引が引き続き堅調に推移。
・自社アドネットワーク商材→
インターネットへの接触時間の増加により、配信量、広告収益が増加。
2)インターネットメディア事業
・ヴァーティカルメディアを通じた送客が好調に推移。
各詳細売上高
1)インターネット広告事業
・売上高は8,328百万円(前年同期比 6.8%増)
2)インターネットメディア事業
・売上高は3,526百万円 (前年同期比56.8%増)
計)インターネット広告・メディア事業セグメント
・売上高は12,741百万円(前年同期比 18.6%増)
・営業利益は429百万円(前年同期は53百万円の営業損失)
インターネット金融事業
・個人投資家向けのインターネット金融サービスを運営。
プラス要因
・取引口座数→顧客基盤の拡大が続く。
店頭FX口座が92.9万口座(前年同期比4.4%増)
証券取引口座が47.0万口座(同5.8%増)
・タイ王国での証券事業は堅調に推移。
マイナス要因
・店頭FXとCFDは相場のボラティリティ低下の影響→
前年同期比では取引高・収益ともに減少。
・売上高は6,913百万円(前年同期比23.8%減)
・営業利益は2,129百 万円(同44.2%減)
暗号資産事業
・暗号資産事業を運営。
「マイニング」
「交換」
「決済」
プラス要因
1)暗号資産マイニング事業
・ビッ トコイン価格の上昇を受け収益率が上昇。
2)暗号資産交換事業
・取引口座数は、42.4万口座(前年同期比33.0% 増)順調に拡大。
・暗号資産価格の変動によるボラティリティの高まり→
取引高は前年 同期比で2.6倍以上。
1)暗号資産マイニング事業
・売上高は1,537百万円(前年同期比598.2%増)
2)暗号資産交換事業
・売上高は4,142百万円(同558.0%増)
計)暗号資産事業セグメント
・売上高は5,723百万円(前年同期比573.5%増)
・営業利益は2,347百万円(前年同期は260百万円の営業損失)
インキュベーション事業
・キャピタルゲインを目的とした国内外のインターネット関連企業への投資、事業拡大への支援、企業価値向上支援
・保有株式の売却
・売上高は675百万円(前年同期比189.1%増)
・営業利益は432百万円(前年同期は15百万円の営業利益)

