1333)マルハニチロ 2022/1Qまとめです。
業績
決算期 | 四半期 | 売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 純利益 | % |
2021/03 | 1Q | 190,206 | – | 4,142 | – | 4,419 | – | 2,459 | – |
2022/03 | 1Q | 202,536 | 6.5 | 6,298 | 52 | 7,079 | 60.2 | 5,045 | 105.1 |
2021/09 | 通期(予) | 820,000 | 1.4 | 20,000 | 23.7 | 21,000 | 16.1 | 14,000 | 143.3 |
項目 | 今期 | 前期 | % |
粗利率 | 14.89% | 14.08% | 106% |
営業利益率 | 3.11% | 2.18% | 143% |
粗利率・営業利益率共に改善。


・冷凍食品をはじめとする家庭用商品の販売は堅調に推移。
・水産物の家庭内消費も増加傾向。
・緊急事態宣言等の影響が大きい外食需要の早期回復は見込めていない。
売上高は202,536百万円(前年同期比6.5% 増)
営業利益は6,298百万円(前年同期比52.0%増)
経常利益は7,079百万円(前年同期比60.2%増)
親会社株 主に帰属する四半期純利益は5,045百万円(前年同期比105.1%増)
セグメント
<h3>水産資源事業</h3>
水産事業概要
・漁業を行う漁業ユニット(国内外)
・養殖を行う養殖ユニット
・水産物の調達・販売ネットワークを持つ水産商事ユニット
・市場流通の基幹を担う荷受ユニット
・中国・東南アジア・北米・欧州において水産物・加工食品の生産・販売を行う海外ユニットから
上記により構成されています。
プラス要因
・養殖ユニット:
マグロを中心とした量販店向け販売は回復基調。
・水産商事ユニット:
施設向けの堅調な販売と各魚種の単価上昇により増収、
利益率が大幅に改善し、増益となりました。
・荷受ユニット:
新型コロナウイルスの影響により、依然として高級商材の販売は厳しい。
魚価下落により取扱数量が増加し増収。
主に冷凍品の利益率が改善し、増益となりました。
・海外ユニット:
欧州では販売会社への追加出資による子会社化
アフターコロナ期待の販売増で増収増益
アジアにおいてはタイのペットフード事業の好調
ベトナムでの加工販売会社の買収
マイナス要因
・漁業ユニット:
ニュージーランドでの漁獲減
豪州での高収益商材であるメロの繰越在庫減少による販売減
・養殖ユニット:
外食・業務筋向け販売不振によるカンパチ相場下落
・水産商事ユニット:
外食・業務筋向け販売が回復にはほど遠い。(新型コロナウイルスの影響)
海外ユニット北米は不採算事業であった鮭鱒事業撤退
売上高は121,477百万円(前年同期比7.3%増)
営業利益は2,777百万円(前年同 期比111.6%増)
加工事業
加工事業概要
・家庭用冷凍食品の製造・販売を行う家庭用冷凍食品ユニット
・缶詰等の製造・販売を行う家庭用加工食品ユニット
・業務用商材の製造・販売を行う業務用食品ユニッ ト
・国内外の畜産物を取り扱う畜産ユニット
・化成品・調味料・フリーズドライ製品の製造・販売を行う化成 ユニット
上記により構成されています。
プラス要因
・家庭用冷凍食品ユニット:
学校再開により復調した主力の弁当品が好調。
・家庭用加工食品ユニット:
デザート事業は業務用が好調に推移
・業務用食品ユニット:
前年において大きな苦戦を強いられた給食や外食業態向けは回復傾向
量販店惣菜、コンビニエンスストア、介護食向けも堅調に推移
・畜産ユニット:
鶏肉と輸入豚肉において増収
・ 化成ユニット:
DHA・EPA及び医薬用コンドロイチンの販売が好調に推移
マイナス要因
・家庭用冷凍食品ユニット:
前年における内食需要急伸の反動による米飯・麺・ピザ・グラタンの減収
・家庭用加工食品ユニット:
前年における需要増の反動が大きく減収減益
・ 畜産ユニット:
牛肉及び北米産豚肉の減益
売上高は74,191百万円(前年同期比6.5%増)
営業利益は2,841百万円(前年同期比 45.5%増)
物流事業
・水産品をはじめ畜産品や冷凍食品の集荷活動を行い収益の確保に努めました
・入庫数量及び保管在庫数量が前年より減少
・2021年4月の名古屋物流センタ ー開業により減価償却費等が増加した。
売上高は3,745百万円(前年同期比4.1%減)
営業利益は296 百万円(前年同期比26.6%減)
