投資初心者の方などは投資をしていくと、板が厚いのような言葉を聞くことがあるかと思います。
板が厚いとはどのような言葉なのか、今回は車オークションなどを例に解説していきたいと思います。
板が厚いとは
板が厚いとは現在の株価周辺に買いたい人、売りたい人が多くいる場合に使う言葉になります。
逆に板が薄いという言葉は、その周辺板に売買したい人が少ない場合を言います。
板の買いが多い場合は、買い板が厚い
板の買いが多い場合は、買い板が厚いと表されます。
人気銘柄などの場合は板が厚くなる傾向になります。
板が厚いとどうなるのか
仮に買い板が厚い場合はその株価は下がりづらく、また上がりやすくなる傾向にあります。
直近下の価格に板が厚い場合は、その欲しい人を全て裁かないと株価が下がっていきません。
そのため株価のある程度の支えになるので、株価は下がりづらくなります。
それ以上の価格で欲しい人が増えてくると株価は上がっていきます。
売り板が厚い場合はこの反対の考えで覚えるとわかりやすいのかなと思います。
また板が厚いと希望した株価などで売買できるため、板が厚い銘柄に投資すると良いかと思います。
反対に板が薄い場合は希望する価格で売るのが困難になってきます。
これを流動性リスクといいます。
まとめ
板が厚い銘柄を選ぶと、これからの株価の予想がしやすいのかなと思います。
短期トレードなどをする方などは板の情報なども見ていくと良いかと思います。
また長期投資する方の場合も、その銘柄を売りたいとなったときに板が薄いと希望した価格などでなかなか売れない為、板情報なども見ておくと良いのかなと思います。