解説
初心者の多くは資金が少ないと思うのでどうしてもボロ株に手を出しやすくなってしまいます。
私もそうでした・・・
あかっとさん、ボロ株って何ですか?
ボロ株っていうのは株価が例えば10円とか20円とかのように1株あたりの値段が安い株になります。
又、時価総額が小さい会社が多いです。
時価総額って何ですか?
時価総額っていうのは発行済み株式数×株価で計算できます。
発行済み株式数が少ない、株価が低いほど時価総額は小さくなります。
なるほど、初心者がボロ株に手を出したらダメなのって何でなんですか?
ボロ株は株価が低水準、時価総額が低い傾向にあります。
つまり資金力のある人にかかれば株価を簡単に吊り上げたり、下落させたり出来ます。
また時価総額が小さいとボラリティ(株価の変動)が大きくなりやすい傾向にある為初心者の内はその変動に耐えられず狼狽売りしたしまう可能性があります。
又先ほど書きました資金力のある人・・・についての話ですが
これらの株を仕立て株といいます。
仕立てやが予め低水準の時に株を地道に仕込んで起き様々な媒体で煽ったり、自身の資金力で株を買うことで株価を釣り上げることが出来ます。
吊り上がるとストップ高になることもある為初心者や上昇に乗り込もうとした人たちが株をさらに買うことで株価はさらに上昇することになります。
仕立ての人達は株が上がったタイミングで売り抜け、さらには空売りを仕掛ける可能性もあります。
↑空売りについての漫画を書いております。良ければ読んでみて下さい。
空売り・利確売りの影響で株価が下がるため初心者の人たちの狼狽売りが発生したりします。
何だかババ抜きをやっている感じですね。
誰が最後の高値を掴むかの・・・
そういうイメージですね。
プロとのババ抜きに勝てる自信は誰もないと思うので初心者の内はこのようなボロ株に手を出すのはやめた方が良いです。
株価というのは発行する株式数によっていくらでも調整できます。
株価が高くなりすぎたら分割等をして株価を低くすることもできます。
1000円100株の株を2分割すると500円200株になります。
株価というのはただの指標に過ぎないので時価総額もしっかりと見て判断しましょう。