
投資初心者の方は、自分の勤めている企業が上場企業の場合、自分の会社の株式を購入したいと思うこともあるかと思います。
今回はそのような自社株を購入するのはいいのか悪いのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
自社株を購入するのはいいのか
まず結論から書くと自社株の購入をするのは私的には微妙なのかなと思います。
ただし奨励金等が大きくもらえる場合、未上場で上場予定がある場合は有りかなと思います。
それ以外の場合はなしかと思います。
なぜ自社株を買うのはダメなのか
それではなぜ自社株を購入するのが微妙なのか、解説したいと思います。
1番の問題点はリスクの取りすぎになることがあるかと思います。
仮にその自社が業績の悪化などで株価が暴落した場合、さらにボーナスなどの給料にも響いてきます。
また最悪の場合は会社が倒産した場合は、保有して入れた分も、紙切れになったり職を失うなどのダブルパンチを食らうことがあるからです。
例え話
この事例を例えてみたいと思います。
まりりんさんはあかっと商事の会社に勤めていました。
あかっと商事では自社株の購入ができたため、自社株をひたすら購入していました。
それも貯金をほとんど使うほど、自社株を購入していました。
ある時、あかっと商事は急激に業績が悪くなり倒産することになりました。
そのようになるとまりりんさんが持っていったあかっと商事の株式は無価値となり、また職を失うと言うダブルパンチを食らいまいました。
このようになってしまうと生活に困窮することになるかと思います。
インサイダーの注意
また自社株で購入する際は、その会社の業績や様々なことを知り得る立場になるかと思います。
そのような際に自社株を買っているとインサイダーを疑われる可能性があります。
自社株を購入する際は、総務課などに問い合わせをしたりして、売買基準等があるか確認してみると良いかと思います。
またできれば会社が導入している自社株制度などを利用して購入するのが良いのかなと思います。
ただしこの場合は流動性リスクを背負うことになります。
まとめ
自社株を購入したい場合は、会社側が株の購入費用の何割かを出す奨励金制度等があり、またその奨励金制度が大きな場合など
また自社がこれから先、業績を伸ばしたり、狙いがあるなどの場合などを除き、投資するのは微妙なのかなと思います。
また購入する際は、インサイダーなどに注意したり、会社独自の規制等がある可能性もあるので、その辺は確認してから取引するのが良いのかなと思います