業績の修正って何ですか?
企業は予め次期の業績予想を発表しています。
業績が大きく変更になると判明した場合は開示する必要が有ります。
上方向に変更なら上方修正、下方向に変更なら下方修正になります。
投資初心者の方は上方修正や下方修正など業績修正の言葉を聞くことがあるかと思います。
今回はこのような業績修正とは何なのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
業績修正とは
業績修正とは主に上方修正や下方修正することをいいます。
企業はあらかじめ、次の業績予想などを開示しています。
業績予想を大きく変更する必要が発生した際には開示する義務があります。
これが業績修正になります。
この業績修正が大きく上昇方向になるのであれば、上方修正、これが下降方向になるのであれば下方修正となります。
上方修正の例
それでは上方修正などの例を紹介したいと思います。
例えば第一四半期の時に売上高予想が100億円だったとします。
しかし売上などが好調の結果、予想としては300億円位になると予想しました。
そうなってくると大きく予想と変わってくるため、上方修正を発表しました。
業績修正が発表されるとどうなるのか
それではこれら上方修正や下方修正が発表されるとどのようになるのかを書いていきたいと思います。
これら上方修正などが出てくると株価に大きな影響を与えます。
上方修正などであれば、株価は上昇方向、下方修正であれば株価は下降方向になることが多いです。
しかし注意点としては発表されたとしてもあらかじめ予想されていた場合であれば株価はあまり動かない可能性もあります。
また反対の方向に動く可能性があります。
例えばコロナの時はマスクが多く売れました。
マスクが多く売れると言うこと、マスクの製造会社の業績は上がると誰もが予想できるかと思います。
この場合は上方修正などが出ても織り込み済みと言う形で大きく変わらない場合が多いです。
その辺には注意が必要です。
反対に市場が予想していたよりも、上方修正の方が低いと株価は下がる可能性もありますので、その辺りには注意が必要です。
業績修正の確認方法
それでは業績修正はどのようにして確認すれば良いのかを書いていきたいと思います。
業績修正の確認方法としては企業のIRや適時開示などの資料を確認すると良いです。
又各クォーターの進歩率などを確認すると業績修正するかの予測なども立てられます。
まとめ
上方修正や下方修正などの業績修正が発表されると、株価は大きく変動する可能性が高いです。
これはよく言われるカタリストと言う材料投資として利用する人が多いです。
気になる方はこれらの銘柄をモニターしているのも良いのかなと思います。