投資初心者の方はバリュー株と言う言葉を聞くことがあるかと思います。
バリュー株とは、どのような株なのかそんな疑問を感じることがあるかと思います。
今回はそのような疑問を解決できるかと思い記事を書きました。
バリュー株とは
株価の割安な銘柄に投資する手法。
一般的には、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)が市場平均より低いことなどを判断基準とします。「バリュー投資」「割安株投資」ともいいます。
https://www.daiwa.jp/glossary/YST1541.html
簡単に言うと、現在持っている資産に対して、株価が割安の場合のことをいいます。
株の場合には簿記などの資格を持っている方におすすめの投資法です。
貸借対照表等を見る必要があるので、難しく感じるかと思いますが、わかるようになってくると、あの株は割安なのかわかってくるかと思います。
バリュー株の欠点
バリュー株の欠点としてはバリュートラップというものがあります。
バリュートラップとは
理論的には、割安な銘柄は株価上昇による水準訂正が期待できますが、割安な銘柄がいつまで経っても割安なまま放置される状態をバリュートラップといいます。
>>SMBC日興証券より引用
割安と言う事は人気のないことの裏返しですので、いつまでだっても株価が上がらない可能性が高いです。
このようなバリュートラップの銘柄は何かカタリストが発生すると、株価が一気に上がる可能性があります。
またバリュー株投資の醍醐味としてはTOBを狙うことです。
割安な場合、買収を狙われる可能性があるので、そのような銘柄を先回りして分析して見つけ、購入しておくことで大きな利益を狙うことができます。
また資産バリューと言う手法もあります。
こちらは現在保有している土地などを時価換算して判断することになります。
また、有価証券などを多く保有している銘柄の場合は、有価証券を時価評価することで割安になる可能性もあります。
また、バリュー株の王様としてはネットネット株という言葉があります。
ネットネット株は保有している現金等の総額が株価の時価総額よりも大きいことを言います。
つまり多額の現金を割安で購入できるようなことになります。
しかし、このような銘柄はバリュートラップの可能性が高いので、その辺は注意してください。
バリュー株の反対としてはグロース株というものがあります。
グロース株は未来のことを予想して投資しますが、バリュー株は今現在の株価分析して投資することになります。
簿記の勉強すると投資判断がわかりやすくなるので、バリュー株投資をしたい方はぜひ簿記の勉強も行ってみてください。
バリュー株投資は理解してくると面白いので、ぜひ投資初心者の方も挑戦してみてください。