ドルコスト平均法ってどういう戦略ですか?
常に一定金額を一定期間買う投資戦略ですね。
りんごなどを毎日1000円ずつ購入して購入平均金額を下げるやり方です。
相場が読めない人には特に考えず購入できて便利ですね。
投資初心者の方は投資する際にドルコスト平均法で株式や投資信託を購入すると良いと言う話を聞くことがあるかと思います。
今回はドルコスト平均法はどのような投資手法なのか、そのような疑問を解決できればと思い記事を書いてみました。
ドルコスト平均法とは
毎月など定期的に、同じ「購入額」(1万円など)で買い付ける方法。
簡単に説明すると一定の金額を一定の期間継続して購入する投資法となります。
りんごで例えると
ドルコスト平均法をりんごで例えるとりんごの価格は日々変動します。
もちろんりんごの価格が底の時点で購入できればいいですが、そこで買えない可能性は高いです。
また最も高い値段でまとめて購入してしまうと高値になってしまう可能性もあります。
そこで活躍するのがドルコスト平均法です。
毎日りんごを1000円ずつ購入するとします。
総額10,000円購入するいたします。
そうするとりんごが100円の時にまとめて10,000円購入するとりんごを100個平均価格としては100円で購入することになります。
今度は高値圏200円で購入するとすると、りんごは50個平均価格としては200円で購入することになります。
この状態なら100円で購入してる場合がお得ですが、まだ100円より下がる可能性もあるので何とも言えないとこになります。
そこでドルコスト平均法で毎日10,000円分使っていたとします。
ここではわかりやすく価格は100円、50円、200円で変動したとします。
りんご1個100円だったとすると、りんごを100個
りんご1個50円の日には20個
200円のときには5個購入できることになります。
このような場合平均所得価格としては85.7円となります。
高い時には少なく、安い時に多く買えるので平均額を下げられることになります。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法のメリットとしてはこれから先価格がどうなるか分からないと言う時でも、一定金額、一定期間、例えば毎日や毎月など期間を決めて購入することで、特に購入タイミングなどを気にせず、投資初心者でも簡単に購入することができます。
また価格が安いときに購入すると多く購入でき、価格が高い時に購入すると少なく購入することができます。
そのため高値掴みなどはしづらく価格も平均的となっていきます。
このようにすることで投資に成功しやすくなるかと思います。
ドルコスト平均法のデメリット
それではドルコスト平均法のデメリットを紹介したいと思います。
ドルコスト平均法はあくまでも相場がわからない時の投資法です。
1番のベストとしては、横横のチャートになってる場合が最も成績が良くなる投資法です。
反対に右肩上がりなどのチャートの場合は一括投資の方が利益をあげやすいです。
右肩上がりの場合だと平均価格を下げることなく、高値でどんどん購入していくことになるため、はじめに一括で購入していた方が儲かるということです。
まとめ
右肩上がりの相場であれば、一括投資の方がお得ですが、どこが底なのかわからない点でお金を入れるため、相場の急落などの時に狼狽売りするリスクもあるため、私的にはドルコスト平均法で購入していくのがいいのかなと思います。
このような投資法はインデックス積立投資などが向いていると思われます。
一例としては全世界の株式を毎日購入することで、投資タイミングなどを図らずに資産形成することができるのがメリットかと思います。
またこの定額の金額と言うのも大事かと思います。
積立金額を変えてしまうと、例えば相場が暴落したときに、積み立て金額を上げるなどしてしまうと、ドルコスト平均法が効きづらくなります。
また積立を維持できなくなる可能性もあるので、積立金額等は変えない方が良いのかなと思います